大学4年生の単位は残りどれくらいが適当で就職活動に支障がでないのか?

いよいよ大学4年生になり、本格的な就職活動が始まる学年になって卒業研究や論文の準備も始まります。

中には、卒業に必要な単位が足りず焦っている学生も中にはいるのではないでしょうか?

今回はそんな「単位不足について悩んでいる学生」に向けて、最近まで大学生であった私が大学4年生の単位の残りはどれくらいが適当で就職活動に打ち込めるのか?について説明します。

こんな人向け
  • 大学4年生の段階で残りの単位数はどれくらいが適当なのか知りたい
  • 卒業に必要な残りの単位を入れる学期と時間帯が気になる
  • 就職活動に支障が出るとしたらどんなことなのか

※2019年5月6日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2020年3月1日に再度公開しました。

適当な残りの単位数は?

ズバリ!

私の経験から、残りの単位数は10単位以下にとどめておきたいです。

さらに欲を言えば、卒業研究のみにしておきたいですね(笑)。

10単位以下であれば、1~2コマ+卒業研究で済む場合が多く就職活動に注力できるからです。

ただ、大学のCAP制との兼ね合いで難しい学生さんもいると思います。

その場合は、3年生終了時点で残り10単位を目標にしましょう。単純計算で年間38単位、余裕を持って40単位取得していけば到達できるはずです。

大学4年生になった時に余計なことに時間を費やさなくて済みますし、何よりも自分が楽になります。

年間の取得単位の目安については別の記事で公開しているので、そちらを参考にして下さい。

大学の単位数の理想とその目安はどのくらいか?卒業したからこそ分かったこと

残りの単位を入れる学期と時間帯

3年生終了時点で残りの単位がわかったら、4年生の履修計画を立てると思います。

もちろん、残りの単位が10単位程度であれば容易に時間割を組むことができますが、20、25単位と残りが多ければ授業と就職活動の両方を考慮し、時間割を組む必要があります。

さらに、就職活動との兼ね合いで前期に入れるべきか?後期に入れるべきか?を考えると思います。

その際にどのように分散して入れていくべきかが重要です。

前期か後期どちらに入れるべきか?

就活時期

私の経験上では前期よりも後期に多く入れておくべきです。

就職活動のことを考えると、前期を少なめにしておくことで多くの企業に応募するチャンスができます。

就職活動は遅くなればなるほど不利であり精神的にも厳しくなります。

ですから、3月の前期から9月の夏季休暇にかけて就職活動に全力投球するべきなのです。

仮に前期に単位を入れざるを得ない場合は、後期と5:5のバランスで入れることをオススメします。

午後に授業があると一日潰れる

午後に授業が入っていると一日潰れてしまいます。

なぜなら会社説明会の時間帯が10:30~や10:45~と、午前から開催している企業が多くあると思いますが、午前中までに終わる企業は少なく午後オーバーしてしまう場合があるからです。

また、近年の就職活動では説明会+αとして面接や面談を同時にする企業が多く、何時に終わるのかわからないという理由もあります。

ですから、午前中にのみ授業がある日を狙って午後の説明会を入れた方が時間に怯えず確実に出席できます。

時間割を組む際は、午後よりも午前に授業を入れる方が就職活動がしやすいです。

私の4年次の単位数は?

私も大学4年生に楽をして卒業できたわけではありません。

3年生終了時点で、卒業に必要な残りの単位数はまわりの同期に比べて多かったのです。正直、焦りましたし内心「やっちまった」と思っていました。

当時の時間割と履修した単位数は以下の通りです。皆さんはどうでしょうか。

大学4年生の時間割(左側:前期、右側:後期)

  • 3年生終了時点で102単位取得
  • 大学4年生に履修した単位数(前期+後期)=24単位

これを「まだ楽」とみるか「厳しい」とみるかは皆さんの主観になりますが、残りの単位数だけみれば多い方に入るのではないでしょうか。

就職活動への支障

就職活動への支障は多少ありました。私の場合、主な支障は以下の2つでした。

  1. 授業と就職活動の日程が被ってしまう
  2. 君は卒業できるのか疑惑

どちらかというと①の時間的な支障が大きかったです。②の影響はほぼありませんでした。

授業と就職活動の日程が被ってしまう

単位不足者が直面する問題が、大学の授業と就職活動の日程が被ってしまう事です。

24単位残っていた私も授業と会社説明会、選考が重なってしまうことがありました。そのため、午後の授業にギリギリ出席することもありました。

私の場合、会社と大学までの移動時間が長かったので、昼食を食べないで講義に出席したこともしばしば。

当初は24単位も残っていたので「就活する時間が中々ないかなあ~」と思いましたが、スケジュールさえ調節すれば空白の時間がつくれます。

更に、講師や教授に授業について相談することで解決することができました。

MEMO
就職活動と授業が被ってしまい、授業に間に合わないとわかっている時は事前に担当講師、教授に必ず「報・連・相」をしておきましょう。

君は卒業できるか疑惑

就職活動になると成績証明書という大学4年間の成績と取得した単位数が載っている書類を必ず企業に提出します。

その時に卒業要件の単位からほど遠いと選考が思うように進まないのではと心配になると思います。

ですが、私はこれによる支障はほぼありませんでした。

というのも、ほとんどの企業が内定通知後に提出を求める企業が多いため、選考の過程ではチェックされないのです。

ただし!

事前にWebで登録するシステム(履修履歴登録)がある企業では選考で不利になる可能性も少なからずあります。

まとめ

  1. 3年終了時点で10単位以下が適当な残りの単位である
  2. 前期よりも後期に授業を少し多めに入れておく
  3. 午後よりも午前に授業を入れる方が就職活動がしやすい

いかがだったでしょうか?

大学4年生になると何かと就職活動や卒業論文、残った単位の履修で忙しくなります。

残りの単位数が多くても時間を最大限に有効活用することで、乗り越えることができます。

「時間を制する者は、人生を制する」のです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です