学生であっても、社会人であっても切っても切れないのが「遅刻」です。
学生と社会人とでは、遅刻に対する印象は異なりますが、学生でも遅刻はしたくないものです。
今回は、学生でよくある遅刻と何分までがギリギリ遅刻で許されるのかについてご紹介します。
- 遅刻は何分まで許されるのか?
- 大学生でよくある遅刻って何?
- 遅刻をしないためにはどうすればよいのか?
※2019年5月15日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2021年8月21日に再度公開しました。
目次
遅刻は何分までが許されるのか?
原則、遅刻は許されないものですがやむを得ない遅刻というのは誰にもあるもの。
一般的に、20分以上遅刻したら「欠席」としてカウントされます。また、~19分よりも前に来た場合は「遅刻」としてカウントされます。
遅延証明書による遅刻は、事由ありの遅刻となります。
ですから最悪、授業開始後19分よりも前に間に合えば許容範囲となるわけです。
よくある大学生の遅刻とは?
1年365日、大学に通う中で遅刻はツキ物です。
いつ何が起こるなんで誰にもわかりません。そんな遅刻と隣り合わせな大学生の代表的な遅刻を紹介します。
交通遅延による遅刻
交通遅延による遅刻は、遠方の人が特に影響されるものです。
電車であれば、人身事故による大幅遅延が代表的な交通遅延であって30分以上遅延することが多いです。
こればかりは、いくら余裕を持って自宅を出発しても間に合わない場合が多い。
必ず遅延証明書をもらっておく必要がある。交通遅延は、年中を通して偶に遭遇する遅延です。
大学から近い所に住んでいる大学生の遅刻
大学近辺に住んでいる学生がよくある遅刻が「余裕をぶっこいての遅刻」。
どういうことかと言うと、「まだ間に合うまだ間に合う」という余裕さによって遅刻をしてしまうことです。
遠方よりも大学の近隣に住んでいる学生の方が遅刻しやすいということがこれにあたります。
寝坊による遅刻
寝坊による遅刻は誰にでもあることです。
遠方から通っている人であれば、爆睡して降車し損ねることがあります。
授業への影響
遅刻がもたらす影響は、成績をつけてもらうことや定期試験がある授業では受けさせてもらえるかもらえないかにも関わってきます。
それは、全授業回数の3分2を超えて出席しなければならないという決まりがあるからです。例えば、15回授業があれば11回は出席しなければならないということです。
言い換えれば、4回欠席、遅刻14回までは成績を出す上で問題ないということになります。
また、基本的に遅刻3回は欠席1回分に相当します。
次に大学の出欠スタイルを見たい。
教授や外部講師によっては、欠席よりも遅刻の方が印象を悪く持たれることもありますよ。
出欠確認をしないスタイル
開講する教授や外部講師の講義スタイルによっては、出欠の確認をとらない場合があります。
これは、その教授や講師が出席することはあたりまえであって、出席することに重点を置かれていません。
カードリーダー式
私の大学がこのシステムを導入していました。
カードリーダー式というのは学生証を機械にかざして出欠を記録するシステムです。これは、次の授業前の休憩時間に行います。
また、このシステムだと厳密に出欠が判定されるため1秒遅れるだけで遅刻か欠席かが明確になります。
遅刻の常連からするとやっかいなシステムです。
点呼式
教授による点呼で出欠をとるスタイルです。授業する上でこのスタイルが大半でしょう。
遅刻をした場合は、講義終了後に遅刻理由を伝える必要があります。伝えなければ欠席として処理されてしまいます。
遅刻をしないためには?
大学生のうちに遅刻する癖のある人は克服しておきたいものです。
大学生の遅刻の主な原因について以下のようなことが挙げられます。
- 本人の意識問題
- 時間に余裕のある行動をしていない
- 生活習慣
周りが遅刻しているから‟私も”という考えを捨てるべき
これは自己意識の問題です。
大学生でよく言われるのは「周りが遅刻しているから私も」とよく言われます。口に出さなくても、そのような雰囲気があります。
「遅刻したらまずい!」という意識の欠如が遅刻を引き起こしています。意識は必ず行動に現れてしまうので「他人は他人、自分は自分」と区別をしましょう。
この意識を変えるだけで、遅刻に対する考え方も変わり行動に現れます。大学の友達は、運命共同体ではありません。
時間に余裕のある行動
時間に余裕を持って行動すれば遅刻はほぼありえません。私の場合、遠方だからということもありますが大学に授業開始の30分前には到着していました。
遠方で1時間以上かかってしまう学生であれば30分前に、それ以外であれば20分前には大学に到着できるような通学時間の設定をしておくと無難です。
通学はいつ何が起こるかわかりませんから、ある程度時間に余裕のある行動を心掛けることで遅刻を減らすことができます。
生活習慣を整える
生活習慣の乱れは大敵です。特に大学生は、春休みや夏休みが1カ月~2カ月と長期であるため、昼夜逆転の生活をしてしまいやすいです。
実際、私も深夜2時に寝て昼に起きる生活を繰り返していたっけ..笑
この乱れた生活リズムを繰り返していると、授業が始まってから疲労が溜まり、寝坊で遅刻ということもあります。
ですから、何もなければ早めに寝て朝早く起きる習慣をつけましょう。
まとめ
- 20分を過ぎると欠席としてカウントされる
- 成績をつけてもらうには、3/2を超える出席が必要である
- 時間に余裕を持って行動することで大幅に遅刻回数を減らすことができる
いかがだったでしょうか。
大学生に遅刻はツキ物!
やむを得ない遅刻を除いて、遅刻をしないように気を付けましょう。
大学生に遅刻する癖がついてしまうと、遅刻することが定着して就職活動や社会人になって苦労することになります。
少なくとも、時間に余裕を持って行動することを心掛けるだけでも遅刻する回数を減らせるはずです。