大学の単位数の理想とその目安はどのくらいか?卒業したからこそ分かったこと

大学を卒業して4年間の大学生活をふと振り返ってみると「あの時こうしておけば良かったなあ~」と思うことが誰もがありますよね。

今回は四年制大学を卒業した私が、誰もが考え、悩む、であろう大学の理想な単位数について説明したいと思います。

※2019年4月2日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2021年5月8日に再度公開しました。

大学を卒業するために必要な単位数とは?

大学によって卒業するために必要な総単位数は若干異なりますが、日本の四年制大学の殆どが124単位となっています。学科によっては127、130単位の所もあるでしょう。

どちらにしても、この卒業に必要な単位を満たしていなければ卒業することはできません。

文部科学省では、以下のように定められています。

大学設置基準
第三十二条(卒業要件)

卒業要件は、大学に四年以上在学し百二十四単位以上を修得することとする。

文部科学省より

年間で理想な取得単位数とは?

大学の理想的な単位の目安をピラミッド風の図に表した

年間に取得したい理想の単位数

必ずしも正しい理想な単位の取り方は存在しませんが、多くの単位を取っていることに越したことはないです。

理想な単位の目安となる計算方法は以下の通り。

卒業に必要な総単位数÷3(1学年~3学年)=年間に取得するのに望ましい単位数

例えば、A大学の卒業要件が124単位だと仮定します。その場合、1年間に取得したい単位数は124÷3=41.3。

ということは、年間に40単位取得していることが望ましいことになります。

この通りに履修して順調に単位認定されていった場合、1年次に40単位、2年次80単位、3年次に120単位となります。

そして最後に4年次の卒業研究、論文の単位分を取って卒業することが理想的な単位の取得イメージと目安になります。

ですが実際に上記の通り上手くいく人は少数なので目安にしておけば大丈夫です。

なぜ4年次は含まないで計算する必要があるのか?

4年次を含まないで1学年~3学年分で計算するのは、就職活動・大学院に向けての試験を控えているからです。

4年次は就職活動があり、何かと説明会や面接でスケジュールが一杯になってしまいます。

また、就活については終わるタイミングが不明であり、大学によっては同時に卒業研究があるため多忙になってしまうからです。

日本の新卒一括採用時期が3年次後半から4年次である以上、就職活動に注力したいという意味合いがあります。

年間に40単位履修するのは辛いのか?

大学のレベルと学年、タームの時間割配分によって変わってきます。ですが、どの大学も授業だけに限って言うと1学年・2学年は比較的難しい講義が少なく、時間的余裕もできるため辛くないでしょう。

一方で、学年が上がっていくと講義の内容その学科の専門性が濃密になっていく分、単位認定も難しくなってきます。

ですから、1学年と2学年の時間をいかに有効に使って単位を確保しておくかが重要です。

大学によっては履修制限がある?

「1年次から40単位以上履修すれば後々楽をすることができるのではないか?」と思いがちですが、実はそう上手くはいかない場合があります。

理由は、大学によって異なりますが履修の上限制限[CAP-キャップ]があるからです。

これは一見、制限があることで単位を入れ切ることに満足してしまうことがあります。しかし、落単をしてしまった時の事を考えるとあまり良い制度とは言えないですね。

因みにですが、私の通っていた大学では年間40単位が上限で成績優秀者に限り10単位の上限解放がありました。

入学したばかりで、履修に上限のある大学では1年次の段階から上限一杯に入れておくことをお勧めします。

履修制限の上限が高い大学もある?

大学によって履修制限はあるものの、その上限が50単位、55単位と高い所もあります。

その場合、ほぼ制限がないに等しいと言えます。

上限が高ければ、3年次終了までに卒研や卒論を除く所定の単位を取ってしまうことが可能なので大きなメリットです。

また、仮に単位を落としてしまっても、単位の上限が高いため再履修しても次年度への打撃にならないことが最も大きいメリットなのではないでしょうか。

ただし!

次年度への負担が少ないため、その分「面倒だし、次があるからこの授業は落としてもいいや~」という考えになりやすいので気をつけましょう。

私の大学2年間の時間割と取得単位数

私も大学に4年間通学していたわけですが、1年次と2年次の時間割が残っていました。

私の大学では、1年次の履修上限は40単位でそれ以降は38単位が上限として決められていました。

参考程度に見ていただければと思います。

大学1年次の時間割(左:前期、右:後期)

  • 1年次前期:13単位
  • 1年次後期:25単位

大学2年次の時間割(左:前期、右:後期)

  • 2年次前期:18単位
  • 2年次後期:14単位

卒業してから後悔したことは、2年次に履修上限の38単位入れておかなかったこと。そのツケが3、4年次に来てしまったのも事実。

3、4年次に苦労しないためにも、改めて単位は1、2年次に多く取得しておきたいものです。

まとめ

この記事のまとめです。

  1. 大学(四年制)における1年次から3年次にかけての理想な単位数は40単位である。
  2. 大学によって履修の上限があるため、1年次の段階からフルで単位を入れておくことをお勧めする。
  3. 年間に40単位を履修することは1年・2年次であれば苦ではない。

いかがでしたでしょうか。

私の経験も少し交えての“単位数の目安”についてお伝えしました。ただ、理想な単位数というのはあくまで4年次の時間を効率よく、少しでも時間の負担をなくするためのものです。

ですから、少しでも人生を左右するかもしれない就職活動に集中するためにも、必要最低限(必修、選択必修など)の単位は計画的に全て取ってしまいたいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です