大学生必読!時間割の組み方のコツを丁寧に解説します

こんにちは、社会人1年目のカズアキです!

大学に入学したばかりの頃をふと振り返ると様々な心配がありました。

中でも、人間関係、単位、時間割、就職活動については不安が多く、学部の先輩がいるとはいえ、入学したばかりではなかなか聞き出せないですよね。

そこで本日は、大学生にその不安を少しでも払拭してもらうべく、大学生活に欠かせない時間割の組み方の最低限の事からちょっとしたコツまでを丁寧に説明します。

時間割を組む前から準備しなければならない事

時間割を組む前に大学生が必ずしなくてはならない事があります。それは、何の科目を選択するのかを事前に決めておくことです。

実に当たり前の事ですが、やらない大学生も多々います。まずは、当たり前のことをやる癖をつけることも大切です。

では、時間割を組む前に科目を事前に選別するわけですが、何の準備をすれば良いのでしょうか?

何の科目を取るかメモする

まずは、必修科目を除いた自分の興味関心のある選択科目にひと通り目を通しましょう。取りたい科目を抽出したら、下記の内容をメモしておくとよいです。

  • 科目名(建築論)
  • 開講時期と時限(1学期の火曜日3コマ目)
  • 場所(武蔵野キャンパス7号館7103室)
  • 評価配分(レポート30%、テスト70%)

上記のような必要最低限な情報を箇条書きで良いのでメモしておきましょう。

仮想の時間割を作ってみる

メモを取り終わったら、その科目を実際の時間割にしてみましょう。全体を見える化することで、1週間の流れが把握しやすくなります。

紙に書くのもよいですが、今はアプリケーションで時間割を楽に作成できる便利なものがあるのでそちらを使ってみると良いでしょう。

必修科目と選択科目で色分けをしたり、教室名などを入力しておくと見やすくなります。

実際に私も大学4年間、スマホの時間割アプリにお世話になっていました。

大学生の時間割の組み方は2通りある

大学生の時間割の組み方は主に2パターンあります。1つ目が全休を主軸とした時間割、2つ目が分散型の時間割です。

どちらかが良くて、どちらが悪いということがありませんが、それぞれ特長がありますので確認しておきましょう。

全休を主軸とした時間割

例:火曜日を全休にした時間割

1週間のうち、科目を一部の曜日に集中させて残った曜日は科目を一切入れずに全休にする方法です。大学生からは、俗に「全休」と呼ばれています。

「休みだぜバンザーイ!!」となりがちですが、メリット、デメリットがあるので確認しましょう。

メリット

全休の時間割にした場合のメリットは主に下記の3つです。

  • 全休の日に課題を消化できる
  • OB訪問や就職活動に時間を充てられる(時期によります)
  • 国家資格や民家資格の勉強に時間を充てられる

全休の日は学業に時間を充てることができることが大きなメリットですね。

もちろん、上記に挙げたメリットの他にもアルバイトやサークル、部活動などに時間を使って人脈を広げ、全休の日を有意義につかっている大学生も多々います。

デメリット

全休の時間割にした場合のデメリットは以下のことがあります。

  • 丸一日を寝て過ごしてしまう
  • 生活習慣が狂う

大学生の全休の日にやりがちなのが、丸一日を寝て過ごしてしまって起きた時には夕方のパターンです。私もしょっちゅうやっていたのを覚えています。

1日、2日程度であれば問題ありませんが、この悪循環が続いてしまうと授業のある日もだるくて休んでしまい、後々の単位取得に影響してきます。

せっかくの全休の日を寝て過ごして終わるのはもったいないので、予定を立てて有意義に過ごしましょう。

分散型の時間割

例:分散型の時間割

1週間の中で科目を1日に必ず数コマ入れる時間割です。基本的に毎日通学するため、全休の時間割に比べて休日数は少なくなります。

では分散型の時間割はどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。

メリット

分散型の時間割にした場合のメリットは下記の通りです。

  • 授業が1日に偏らない分少なくとも夕方頃には帰れる
  • 生活リズムが安定する

分散型の場合、全休と違って毎日通学することから生活リズムが安定します。

この生活習慣が安定しているというのは大きな利点です。

社会人になると、毎日通勤が当然になり平日が丸々休みなんてあり得ませんので、体を慣らしておくという意味では良い点です。

また、傾向として分散型の時間割にしている人ほど単位を多く取得し、卒業に必要な単位数に余裕を持って卒業しています。

大学4年間の単位数の目安や理想については、下記の記事に書いたので読んでみて下さいね。

大学の単位数の理想とその目安はどのくらいか?卒業したからこそ分かったこと

デメリット

  • 繁忙期に苦労する
  • まともに就職活動ができない(3年後期、4年次に限る)

全休の時間割と異なって丸々1日を自由に使えません。

そのため、学期末の1月、5月、7月、11月は特に忙しく大学から帰宅したら、すぐにテスト勉強や課題に取り掛からなければならない時期があります。

注意
繁忙期は大学によって異なる場合があります

また、3年後期から4年次にかけてこの時間割を組んでしまうと就職活動に影響します。

詳しいことは下記の記事に書いたので読んでみて下さいね。

大学4年生の単位は残りどれくらいが適当で就職活動に支障がでないのか?

時間割の組み方のコツ

時間割の組み方のパターン、事前準備さえ理解できれば残りは科目の入れ方です。

ここでは、私が4年間の大学生活を経て、時間割を組む時のちょっとしたコツをお伝えします。

遠方の学生は空きコマを作らない方が得

遠方から通う学生が空きコマを作るのはあまりオススメしません。

大学生の大半が、課題の消化や試験勉強をするために空きコマを作ると思います。

しかし、私の経験上では空きコマがあると結局の所、スマホをいじったり友達とお喋りをしてしまい時間が無駄になり、帰宅時間がずれ込みます。

どうしても1コマだけ空いてしまうのは妥協ですが、2コマ以上の空きはオススメしません。

それなら、授業を連続で入れて単位を先取り方が効率が良いです。

ただし、大学から徒歩数分で一時帰宅できる大学生は別です。すぐ帰宅できる分、時間への縛りが少ないので空きコマを作っても作らなくても問題ありません。

時間割は学年に応じて変えるべき

時間割はその学年に応じて変える必要があります。

なぜなら、その学年によって学業以外の忙しさが発生するからです。

その良い例が大学4年の就職活動で、その時期に毎日授業を入れる学生ってほとんどいないですよね??

一方で大学1年生であれば、学業以外の大きな忙しさはあまりないわけですし、単位が全くないわけですから授業をたくさん入れなければなりません。

私が推奨する大学4年間の各時間割の設定は下記の通りです。

学年 時間割の形式
1年 分散型
2年 分散型
3年 前期:分散型、後期:全休型
4年 全休型

カズアキくん

欲を言えば大学4年生は卒業研究のみにしておきたいナリ

まとめ

  1. 時間割を組む前に事前準備が必要
  2. 時間割の組み方は2パターンある
  3. 遠方から通う学生は空きコマを作らない方が得
  4. 時間割の組み方は学年に応じて変えるべき

いかがだったでしょうか。

私自身、この記事に書いた事が全て実行できたかというとそうではありません。卒業して気付いたことも多々あります。

大学生の時間割の構成は、各大学によって変わってきますし、ここに記載していることが全て正しいとは限らないです。

最終的には、テンプレートのような時間割ではなく自分で良い方法を見つけていき、無理のない時間割を組む事が一番です。

一生に一度の大学生活ですので、悔いの残らないようにしてもらいたいですね。

今回の記事は、そのような気持ちで作成しました。少しでも時間割を組む際に役立てば幸いです。

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